臆病者の好奇心

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6番街と大好きな映画と。

前回の続き。
前回はこちら
 
 
前回は6番街について書いた。今回はその続きから。
 

6番街の噴水と映画と 

 
6番街で思い出の場所以外にもう一つ行きたい場所があった。それはわたしが大好きな映画のロケ地になっている場所だ。
 
 
わたしが大好きな映画とは、ベンスティラー主演の「LIFE!」(原題: The Secret Life of Walter Mitty)である。
 

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この映画のテーマの一つは旅。ベンスティラー演じる主人公ウォルターはニューヨークにある雑誌出版会社のライフ社に勤める。ライフ社ではLIFE誌を発行しており、ウォルターはネガフィルムの管理者として真面目に働く男。平凡な男だったが、旅を通じてどんどん顔つきが変わっていく様がわたしはとても好きだ。
 
ネタバレは避けるが、一番好きなのが主人公が旅先で勇気を出して一歩を踏み出すシーンだ。もともと主人公は生真面目で自分に自分で制限を掛けるようなタイプ。そんな主人公が旅を通してどんどん自分の制限を振り払っていく。ベンスティラーの演技もすごく良く、主人公が変わっていく様子を顔つきでも演じ切っていて爽快感がある。
 
わたしは一歩出る勇気が欲しい度にそのシーンを思い出す。主人公の自分に制限をかけるところに自分との共通点を感じる。一歩踏み出した先に見える景色をわたしも自分の目で見たい!と思わせてくれる所が本当に大好きだ。
 
このわたしが大好きな映画の舞台はニューヨークだったので、是非ロケ地に行きたいと思っていた。調べてみると6番街辺りがロケ地になっているようだということは分かったが、詳細な情報が手に入らなかった。そのため、6番街は念入りに歩いた。
 
そうしたら....なんと!主人公がよく休憩してる噴水を見つけた!!
 

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オフィスビルの真ん前にある至って普通の噴水だ。噴水の四方は座れるようになっていて、たくさんの人がここに座って休んでいた。ビジネス街の憩いの場になっている。大好きな映画のロケ地に行けてとても嬉しかった....ここでしばらくぼーっとした時間もステキなひと時だったなぁ。
 
本当は主人公が勤めている設定のLIFE誌社が実際にあるので会社のオフィスビルに行きたかったが、いくらネットで調べても分からず断念。それかせめて映画で出てきたオフィスビルに行きたかったのだが、情報が無く断念....(今はLIFE誌は休刊となっていて、まだ会社があるのかもよく分からなかった。どこかに吸収されてるのもしれない。)
 
 
旅をする楽しさは、自分が好きな作品のロケ地に行くのもあるなと感じた。ニューヨークはわたしにとってより一層思い出のある街になった。
 

LOVE像

6番街をセントラルパークに向かって歩く途中にLOVE像がある。

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ニューヨークには街の至るところにオブジェがある。軽く調べただけなので詳しくは知らないが、ニューヨークでは公共施設建設の予算の一部をアートに充てることが義務付けられているようだ。だから至る所でオブジェを見かける。ニューヨークは現代アートの街でもある。
 

トランプタワー

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LOVE像の近くにトランプタワーもある。写真を撮ってる人も多かったし、警備もちゃんとされてる印象だった。わたしは中に入らなかったが、内装も豪華らしく煌びやかなようだ。お手洗いを利用してみるのも良いかもしれない。
 
 

セントラルパーク

 

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セントラルパークの入り口にはたくさんの馬がいた。どうやら観光客向けのようで、セントラルパークを周遊してくれるらしい。聞いた話によると20分で50ドルだとか。ちょっと高いような気もするが....。でも馬は可愛い。
 
 
今回分はこれで終わりで、まだまだ続けるつもりだってのだが、ニューヨークについて3ヶ月くらい書き続けてきたのでNY編はこれで終わりにしようと思う。
 
次はシンガポールに行った時のことを書こうと思っているので、また読んでいただけると嬉しいです!