臆病者の好奇心

海外一人旅したり、考えたり、勉強したり。

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ワールドトレードセンターとスタバと。

前回の記事で前置きがかなり長くなってしまった。

 


ドキドキしながらもなんとか地下鉄に乗り、ワールドトレードセンター駅に着いた。人がとても多いし、この駅には複数の路線が通っているため、駅の構造も複雑になってまたもキョロキョロして観光客感を丸出しにしてしまった。モタモタ歩いているとイラッとされないかビクビクしながら、途中で立ち止まらないように歩いた。ちなみに、他の国でもそうだが海外旅行に行く際は現地に住んでる風で歩いた方がいい。言い換えると、観光客だとバレないようにするということだ。キョロキョロしていたりガイドブックを道で開くと一目で観光客だとバレてしまう。特にガイドブックは絶対に外で開かないこと。どうしても見たくなった時はカフェや屋内でやるのがベスト。観光客だとバレた瞬間に、当たり屋に目をつけられたり、怪しいCDを押し付けられそうになったり、スリが多い場所であればスリに狙われる。1番の予防策は、スタスタ歩いてあたかも現地に住んでるフリをすることで、現地の人に道を聞かれるくらいがいい。ちなみに私もニューヨーカーに道を聞かれた。事前にグーグルマップなどでルートを確認し頭にある程度入れておいて、どうしても道で確認したくなった場合は、道の端で止まってスマホで確認する。その時もあくまでもメールをチェックするフリをすること。これはかなり大事。お陰で私はニューヨークの旅でトラブルに巻き込まれたことは一度も無かった。

 


ワールドトレードセンター駅を出ると、ショッピングモールが直結していた。自分が何処にいるのかよく分からなかったので、適当に人の流れに乗って地上に上がる。地上に出て真正面に見えた建物に驚いた。真っ白なトゲトゲが沢山あるオブジェのようなものが見えたからだ。(わたしの語彙力のなさ....)少し遠目からみると、翼のように見える。

 


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最初はガチでオブジェかと思ったが、よくよく見ると出入り口があり、人が中から出てくる。どうやらオキュラスというらしい。このオブジェの下がショッピングモールになっている。中入るとこういう感じ。

 

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10年前にも一度行っていたのだが、当時は工事中で辺り一面に幕が張ってあり、何も見えなかった。だからここに来るのはとても楽しみだった。まず地下鉄の駅がとても綺麗で、地下鉄の駅からからショッピングモールが直結していた。ショッピングモールに入ると、辺り一面真っ白で、さらに吹き抜けになっているためとても開放感があった。屋根の形も特徴的で、下から見上げるととても綺麗だった。

 


地上に出て、グランドゼロへ。9.11の犠牲者の名前が彫ってある慰霊碑が四角形型になっており、その中は空洞になって水が流れていた。一周するのにもかなり時間がかかるくらいの大きさだった。多分一周歩くと5分くらいはかかるんじゃないかなぁ。しかもその慰霊碑が3つある。

 

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しばらく周辺を散歩する。至る所にブルーボトルコーヒーとスタバを見かけたが、どこもかなり混んでいた。どこかカフェでゆっくりしたかったが、英語に自信がなく、後ろに人が並んでる状態で注文する勇気がなく、人が少ないカフェをひたすら歩いて探す。

 


ワールドトレードセンターから南下すると、ウォール・ストリートの方に行ける。10年前にも行ったけど、もう一度行ってみようと思い、30分ほど歩いた。

 

すると、人があまりいないテイクアウトのみのスタバを見つけ、行くことに。私の前に注文してた人とは割と楽しそうに話してたのに、私の顔を見た瞬間に真顔になる店員にめちゃくちゃ緊張し、一生懸命日本で覚えたCould I have~?というフレーズを勇気を出して伝える。すると、声が小さかったからか、はっ?!と強い語調で言われてさらに萎縮する笑。 この時の私の顔はかなり引きつっていたと思うw とにかくカタカナ英語でいいからハッキリ大きな声で「ホット トール ラテ プリーズ!」と伝えたら、なんとか分かってくれた様子。少しホッとしてお会計を済まして待っていると、出てきたのはなんとグランデサイズ。レシートも確認したが、やっぱりグランデサイズの料金だった。言い返したかったが、チキンの私は言い返せず、渋々受け取った。量が多くて飲みきれなかったなぁ。英語が出来ない悔しさと、何となく舐められてる感じがして、ニューヨークにたったひとりでいるのが心細くなった。しばらくひとりでしょんぼりしながらラテを飲んでいた。まあ、でも海外では注文したのと違う物が出てくることは往々にしてあるらしいから、いちいち凹んでても仕方がない。いつの日かチキンな私でも、注文したのと違うんだけどと言えるようになりたい。

 


しばらくして気を持ち直し、観光を再開することに。ニューヨーク証券取引所や雄牛像など一通り見てみたが、この辺りはビジネス街なのもあり、観光の観点から見てあまり面白くはなかった。

 


次第に時差ボケで体がしんどくなり、ホテルに戻ることに。日本との時差は約14時間であるため昼夜逆転状態で身体が本当にしんどくなる。ニューヨークで観光するときは時差ボケでパフォーマンスが落ちることを考慮して、予定は詰めすぎないことをオススメします。

 


続く