臆病者の好奇心

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「でも〜」という言い訳は、やりたいことへの挑戦を妨げてしまう

「やりたいことをやろう!」。この言葉は正しい。やりたいことをやった方が人生楽しいはずだし、人生が充実するはず。私はずっとこう思っていました。しかし、ずっと「でも〜」と言い訳をし続けて、やらずに長い年月を過ごしてしまいました。今では言い訳をしてやらずにいたことを後悔しています。言い訳の怖さを実感しました。

このブログを読んでくださる方の中には、「やりたいことがあるのに言い訳をして先延ばししてしまう」と悩んでる方もいらっしゃると思います。私も今だにその傾向はありますし、とても共感します。

やりたいことを言い訳し続けて6年間無駄にしてしまった私だからこそ、何かお役に立てることがあると思います。

「やりたいことがあるのに言い訳をしてしまう」理由の一つに、「準備が整ってないから自分にはできない」ことがあると思います。今回はそのことについて書いていきます。

 

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やりたかったブログを言い訳し続けて6年間やらずにいた

長年、私はブログをやりたいと思い続けていました。年数にすると6年くらい。ブログというよりも、文章で表現することの憧れがありました。3年前から日記をつけているので、文章を書くことへの楽しさもありました。私にとって一番身近な方法がブログだったので、ブログを始めたいと考えていました。周囲にも、「ライターに憧れている」と漏らしていました。6年間。

しかし、6年間口では「ライターになりたい」と言っておきながら、何も行動していませんでした。友人からは「いいね!やってみればいいじゃん!」とポジティブな言葉をもらっていたにも関わらず、「でも、今の自分にはまだ早い」と言い訳を捏ねくり回すのを6年間繰り返す。この「でも〜」という言葉は本当に厄介です。この言葉は私の口癖になってしまっていました。

そうすると、なんでも言い訳をするようになってしまいました。やりたいことに対してだけでなく、折角友人から建設的なアドバイスをもらっても、それを「でも〜」と言い返し、そのアドバイスを受け取ろうとしなくなっていました。頭の中ではそのアドバイスが良いとわかってはいるんです。ですが、反射的に「でも〜」と言い訳を垂れて、やりたいのにやらない自分を正当化していました。その当時の私は常に自分を変えたいと思っていたのに。

人間、現状維持より自分を変える方が大変です。生物学上、人間は安定を求めてしまい、変化を避けてしまう傾向があるそうです。行動をするのも大変だし、自分を変化させることはもっと大変。行動してもうまくいく保証もないし、もしかしたら徒労に終わってしまうかもしれない。現状維持の方が圧倒的に楽です。

臆病で完璧主義の私はとくに変化を嫌う傾向があります。とにかく失敗するのが怖いので、失敗する可能性のある新しいことややりたいことへの挑戦なんてもってのほか。失敗して恥をかくくらいなら今のままでいい。そういう思考回路ができてしまっていました。何か挑戦するにしても、自分が万全の準備ができて失敗しないと思えないと不安で行動を始められません。そうすると、ほとんど何も挑戦ができなくなってしまいます。

特にやりたいことであれば尚更。やりたいことであればあるほど、うまく行った時の喜びが大きい反面、失敗した時のショックは大きくなります。やりたいことほど自分の実力を見せつけられるものはありません。やりたいことである分、挑戦するのが怖くなってしまいます。だからやらないための言い訳を考える。その結果出てくる言葉が「でも〜」です。ひたすら先延ばしの日々。

 
今考えると、6年間がとてももったいなく思います。言い訳をし続けても何も得られることはないし、もし6年前から何かしらをしていたら、何か違っていたかもと。

 

準備ができてないと不安で行動できなかった

ずっとブログを始められなかったのにはもう一つ理由がありました。それは、ブログで自分は何を発信したいのかが分からなかったから。文章で自分の考えを表現したかったのですが、何を表現したいのかが見えませんでした。

完璧主義なのもあり、自分が何を書きたいのかが明確にならないと動き出せない傾向があります。つまり、準備が完璧にできてないとスタートを切れないんです。

しかし、今思うのはこれらも言い訳にすぎません。実際にやらないと何も形にならないし、やってみて初めて難しさを知ります。特に何を書きたいのか思い浮かばないのであれば、雑記からスタートするという手もありますし、自分の好きなことをひたすら発信することもできます。

何も明確になっていなくてもスタートを切る方法はいくらでもあります。ブログでなくてもツイッターからスタートするなど、手段も多様です。何かやってみることで、自分が何を伝えたいのかがはっきりすることもあると思います。

私もやっと長年やりたかったブログをスタートできましたが、実際にやってみて文章で表現することの難しさや、見栄えを整えるのも時間がかかることを知りました。これらはやらないといつまで経っても分からないことでした。ブログを書いているうちにどんどんアイディアが広がっていきます。これもブログをやったからこそできることです。

 

そんな私がブログを始められた理由

私がブログを始められた理由は、「旅という好きなこと」を発信し、「人とつながりたい」からでした。人とつながりたいという想いはありましたが、何を?という部分が見えていませんでした。しかし、海外ひとり旅というやりたいことが見つかり、「これでもっと色んな人とつながりたい!」と思うようになりました。ブログをやらずにはいられませんでした。

ブログを通じてどうしたいのか。これが見えないのであれば、何かが掴めるまでとにかくやってみるという手もあります。また、何か好きなことがあるのであれば、好きなことを発信し、仲間を見つけるという手もあります。もちろん、他の目的でもいいし何でもありだと思います。

先日英語学習について書きました。

kei-cafeandtravel.hatenablog.com

 

上記の記事にも書いたように、大切なのは英語を使って何をしたいのか。ブログも英語も文章も手段でしかありません。それらの手段を通して、なりたい自分になる姿がワクワクすることであれば、楽しめますし、もっと気軽に行動ができるようになるかなと^^

また、行動してみたけど思ったのと違ったのであれば辞めてもいいと思います。「諦め」も立派な結果だと思います。いつまでも「〜すればよかった」と言い続けるくらいなら、とりあえず試してみて「自分には合っていなかった」という結論を出すのもとても大切なこと。言い訳をし続けるよりよっぽど自分のためになります。

色々試さないと何が自分にあっているのかも分からないですし。試行錯誤を繰り返すことでしか、本当にやりたいことは見えてこないと思います。

何か少しでもやりたいことがあるけど、準備ができてないからできない・・・という方は見切り発車でスタートしてみてはいかがでしょうか。